マーシャルを終えると休む間もなく次は本命のミニクラスです。
今回このクラスは８１名のエントリー。ここでAメインに残るのはかなり大変そうです。
しかも見たところM-04でのエントリーは自分も含め３，４台。
M-03Mの手強さを知っているだけに、かなり気を引き締めなければなりません。
と言いつつ、ワクワクモード全開です！さあさあ皆さんかかってきなさい！

運良く１ラウンド目は後列スタート。路面グリップが上がって走行に慣れた２ラウンド目が前列スタートなので、ここは慎重にコースとクルマに慣れることを目標にします。

それでもやっぱりレースが始まると熱くなってしまいます。スタート音と同時にダッシュをかけると、ホイールスピンを起こしているM-03を尻目にスルスルと前に出ます。１コーナーまでにいきなり３位までジャンプアップ。
やっぱりゼロ発進はリア駆動が有利のようです。しかしギア比が有利なM-03、すぐに背後に迫ります。
しかも前を行く２台はやはり甘くありません。
ターン速度ではこちらが速いのですが、早いタイミングで加速したままコーナーに入るM-03を追うのは容易ではありません。そうこうしているうちに、後ろからも追い上げを喰らい、ラインを乱してしまいます。すかさずインに飛び込まれると軽く当てられただけでスピン！混戦を抜け出す間もなく、結局このラウンド下位に沈みます。

不甲斐ない私とは裏腹に、ポートアイランダーのエース、Mr.Kさんの熱い走り！
まるで４WDのような高い安定した走りで周回を続けます。
今回初めて自分で塗装したというテレフォニカ・モビスターカラーのスイフトが路面に映えます！
彼のM-03のすごい所は、全くアンダーが出ない所。タックインを使わなくても、スロットルを開けたままガンガン曲がります。
ポートでの練習の時、長さの違うダンパーを何組か持ち歩いていて、リバウンドの調整をこまめにしていましたが、その辺りに秘密がありそうです。
地味な努力が速さに繋がる好例でしょう。

・・・その後のキレっぷりはすごかった。
ぐいぐいと順位を上げ、追いすがる後続を引き離し、トップに立つとそのまま独走！！しかもな～んと９周をマークしてゴール！かなりの上位に食い込んだ模様です！

のれさんは走りに派手さが全く無いのでついついマークを落としがちですが、気が付くと何時の間にかトップにいる、一番敵に回したくないタイプです（笑）。
反面、クルマに負担をかけずにペースを上げるライン取りは一見の価値があります。

クルマの速度がね～、直線でもコーナーでも一定に見えるんだよね～。
不思議！！

そしてポートアイランダーの隠れエース、Takeちゃんが出番を終えてニコニコしながら戻ってきました。
「９周入ったヨ～。」
おおお、ポートアイランダーの中でも一番練習できなかった彼ですが、やはりFFを走らせたらホント強いです。
ちなみに、彼のM-03はメンテやセットもあまり突き詰めていない、言わば超お気楽モード。
モーターなんてギボシのまんま！！

・・・これから神と呼ばせて頂きます・・・・。

やまぽんさんとREDさんもなかなかがんばったようでしたが、私と同じくちょっと苦戦していた模様。
がんばれ、２ラウンド目が勝負だ！！