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TAMIYA TA-05
kotatu大のお気に入りマシン、タミヤTA-05の紹介です。
本当は組み立てる時に写真を撮っておけばよかったのですが、既に組みあがり何度も走行しているので、メンテしながらの説明です。
また、ノウハウについては私独自の物もありますので、参考にする場合は自己責任でお願いします。

等長2ベルトドライブ、アッパーデッキレスの低重心シャーシをひっさげて登場したのがこのTA-05です。同社内ではミドルクラスの位置付けですが、その走りはハイエンドマシン慣れしたエキスパートさんも唸らせるほど。その内容とフルベア仕様でありながら価格も16,800円と良心的です。

実際に走らせて見ると、明らかに今までのツーリングカーとは世代が違う事を実感します。
グリップ感が高く、とにかく走らせやすくてかつ速いです。うまく表現できませんが、タイヤの性能を120%引き出せる、そんなシャーシです。

そして何よりありがたいのは、キット標準でかなりのポテンシャルがある事です。
”タミヤ地獄”の言葉に代表されるように、それまでの同社のシャーシはレースに使えるようにするまでにはかなりのオプションパーツを投入しなければなりませんでした。
結果、元の値段は安くても、結果的にハイエンドカー以上にお金がかかってしまった、というのは良く聞く話でした。
しかし、TA-05はその心配が全くありません。素組でそのままレースに出てもそれなりに結果が残せます。後は強度に心配のある部分を強化したり、好みでセッティングパーツを少し揃えればかなり長く楽しめます。

さて、TA-05を組み立てるにあたり、注意するべき事があります。
このキットはそれまでのタッピングビスにかわり、普通のネジが使われています。タッピングビスはピッチが粗いのでねじ込み易く、また締まりきった場所が判りやすいのですが、反面緩みやすいとか孔を痛め易いといった弊害があります。ネジの方がピッチが細かく、緩み難いのでRCにはこちらの方が向いていますが、タッピングビスに比べてねじ込むのに力が要ります。また、締め切った時の感触が微妙です。そこで大事なのが工具の選択。きっちりネジ山にあったドライバーを選んでください。写真のようにドライバーの先端にネジをセットし、真横にしても落ちないのドライバーが適正なサイズです。大きすぎたり小さすぎるドライバーを使用すると完璧にネジ山を潰します。
実際にシャーシにネジを立てる前に、不要な孔でどれくらいまで締め込めば良いのか練習してみる事をお勧めします。

シャーシにモーターマウントを取り付ける前にまずやっておきたいのが、モーター冷却口の加工です。レイアウトの関係でどうしてもモーターの発熱が多いのですが、少し加工するだけで冷却効率が上がります。
キットは標準で4つスリットが開いていますが、更に空気を導入しやすいように端を斜めに削ります。また、真ん中にも強度を落とさない程度に孔を開けておきます。
余談ですが、モーターマウントのスパーギア―下部にもスリットがあり、小石が入るからとテープで塞いでいる方がいます。しかしここを塞ぐと、逆にとシャーシに入った小石が逃げないでスパーギア―を痛めます。冷却の面からもここは開けっ放しが良いでしょう。


TA-05はボールデフによるフルタイム4駆ですので、ボールデフは二つ作ります。
デフスプリングは前もってペンチで何回が潰しておくと、最初からアタリが出て後の調整が楽になります。
当たり前ですが、デフプレートやデフボールは組立て前にクリーナーできちんと脱脂しておきます。




写真はメンテ時のものですが、プーリー、あるいはナックル等からベアリングを外す際は注意が必要です。先端の鋭い工具等で端部を押して外すとベアリングを痛めます。均等に力が加わるように、内径より大きめのドライバー等で押して外すのが良いでしょう。





ベアリングの話が出たので、kotatu的メンテ方法の紹介です。
と言ってもハケで軽く埃を飛ばすだけです。
面に対して平行にハケを動かして内部に砂が入らないようにします。
基本的に、脱脂はしません。脱脂をすると、埃や細かい砂が内部に侵入しやすくなって寿命が短くなります。新品時にタミヤのFUCHS潤滑オイルスプレーを吹きつけておけば、1シーズンは軽い回転が持続します。


走行をくり返したプーリーはかなり汚れています。
クリーナーを含ませたキッチンペーパーでコヨリを作り、デフボールが入る穴を掃除します。
ティッシュだとすぐにボロボロになり、繊維屑が残るのでキッチンペーパーがお勧めです。



デフジョイントとデフプレートにデフグリスを塗り、密着させます。
その後でデフグリスを塗ったボールをプーリーにセットし、上からもう一度軽くデフグリスを塗ります。
グリスはタミヤ純正でも構わないのですが粘度が低くてすぐに飛んでしまうので、、個人的にアソシのグリスが良いと思います。



写真のようにプーリーに前後の区別と回転方向を記入しておくと組み立てる時に楽です。
回転方向を変えると、ベルトのテンションが変わるので注意が必要です。

締め込み具合を確認してボールデフの完成です。