ジュニアクラスは小学生とは思えないような走りを見せる選手も。
このクラスはボディの規定が無いのでいろいろな車が出走し、いかにもタミグラって感じが良かったです。
たっくん、お兄ちゃん達に負けるな〜。
F103GTクラスとGTジャパンクラスはTRFの前住選手も参加。
茶目っ気を発揮(?)し、スタートでいきなり最下位に落ちてウケを取った後、どの選手も真似できないようなラインでガンガン追い上げ、予選2位のポジションを取っていました。

特に、小さく回るコーナーで、リアを滑らせて向きを変え、即座にアクセルを入れて絶妙の角度で立ち上がるライン取りは普通の人には真似出来ません。

な〜んであそこでぴたっとスライド止めれるんだろ・・・。
今回最も多いエントリーのミニクラス。

唯一代表権がかかっているだけに参加者のレベルも非常に高く、見ていても手に汗を握るようなバトルが至る所で展開されました。

それにしても速い!!これ、ま〜じで540ですかぁ〜!!
さて、私の出番、GTジャパンクラス。
予選は2分の周回レースが2回です。
1回目の予選、ラッキーな事に後列スタート。これで路面が仕上がった2回目の予選で、有利な前列スタート決定です。

しかし1回目も気を抜く訳には行きません。なんらかのトラブルで2回目にタイムアップできない場合もあるので、集中して臨みます。
練習の時はF5ミリ、R5.5ミリでも車高が足りず、ロールを大目に取った今のセットではアンダーが出ました。そこで車高を前後0.5ミリづつ上げました。

いよいよレーススタート。
「ドライバーズ・オンザ・トーン」
「プ〜!」

左手人差指に意識を集中し、スタート音と同時にダッシュ!隣のクルマと接触しながらも、1コーナーまでに半分位の位置まで上がります。
そして名物大渋滞の1コーナー。お決まりの多重クラッシュ発生。前から横からクルマが降ってきますが、さすがフルタイム4WD,当たってきたクルマの方が弾かれて行きます。そして1周目をそのまま真ん中くらいのポジションで戻って来ます。しかしクルマが想像以上にステア操作に敏感な動きになってしまい、上手くコントロールできません。カクカクした動きで周回を重ね、あっという間に2分のコール。幸い大きなクラッシュこそしませんでしたが、予選1回目、総合で真ん中より下の順位。上位10名は2分で9周を回っていて、私は8周を2分と8秒。これはヤバい!Aメインに残るには、最低限9周回らなければなりません。しかも2回目は皆タイムアップをするので、9周を最低限8分と10秒台で回らなければ厳しい感じです。これは予想通りCメイン確定か?

ピットに戻り、もっと扱い易くするためにセットを変更します。5秒ほど考え、フロントのバネをブルーからイエローへ変更し、タイヤの面圧を逃がすようにします。(ブルーのままダンパーを一段寝かせる事も考えましたが、ロールスピードはそのままにしたかったのでバネの変更で対応。)そしてプロポのステアリングスピードを5ポイント減らします。

そしてここで今大会最大の幸運が舞い込みます。前日のGTクラスを走れなかったレナウン@Tさんが、使わなかった最新の電池を貸してくれました。これで、虎の子の3600HVを予選2回目に使う事が出来ました。

緊張の予選2回目。今度は前列、しかもアウト側。電池は元気。これは行くっきゃない。
1回目より更に集中し、絶妙のスタート!1周目を上位グループ(3位?)のポジションで戻って来ます。焦る気持ちを抑えつつ、慎重に、かつギリギリの線でラインをトレースします。しかしやっぱり緊張で軽くクラッシュ。順位を落としますが、大きなロスにはならなかったので(やっぱりフルタイム4WD最高!)焦らずに周回を重ねます。ライバルはこのヒートだけでは無く、他のヒートを走っている参加者でもあるので、これ以上ロスする訳には行きません。
幸いクルマの動きはかなり良くなりました。掲示板に目をやると、何時の間にか2位に浮上、そしてそのままゴール。
なんとか9周はしたようです。

ドキドキしながら予選結果を待ちます。
\(^-^)