そしていよいよ私の出番です。
操縦台に上がると久々のレースに足が震えます。

こんなに本番に弱かったカナ？と思いつつも目の前に眩しいコースと高い青空、そして心地よい緊張感にしばし酔いしれます。
今回もラッキーな事に、１ラウンド目は後列スタート。グリップの上がった２回目に勝負をかけられるので、まずは様子見です。
「ドライバーズ・オンザ・トーン」・・・・一気に意識を集中して・・・・
「プー！！」　ロケットスタート！！
様子見のつもりが、ゼロ発進の得意なM-04はスルスルと前に出て、一コーナーを３位で通過。その先二つのコーナーを回るまでにはトップに躍り出ます。
と、ここで突然クルマがジャンプ！
・・・あらら、そこにパイロンあったのね、ぜんぜん見えなかったワ。
冷静になろうとしますが、指に震えが来て上手くコントロールできません。
結局その後はとっちらかってしまい、ペースアップも出来ずに２分のコール。
予選一回目は７９人中６２位・・・だったかな？
クルマはかなり良く動いていただけに悔やまれます。２回目に勝負だ！

そしてそのままMr.Kさんのマーシャルに着きます。
おおお～その位置からライン変更するのか！？ってな感じでパイロンギリギリを攻めてラップを上げていきます。
どうやらAメインのボーダーである９周を余裕でクリアした模様。これは期待が持てます。

お昼休みを挟んで迎えた予選２回目。
今度は前列スタート、作戦は一気に後続を引き離し、そのまま逃げ切る去年と同じパターン。

スタートして１コーナーを抜けるまでは筋書き通りでした。
しかしM-03勢は思いのほかコーナーが速く、インフィールドでじわじわ後方に迫ってきます。
そしてまたもやパイロンタッチ！一気に差を縮められ、軽く押されてスピン。木枠に直角に対峙し万事窮す。
マーシャルに復帰させてもらうものの、クルマの動きがおかしい！
マーシャルをしていたM澤さんが回収しチェックするものの、どうやらステアリングのピロボールが外れたようで、そのままリタイヤとなりました。

え、もう終わりデスカ？今のは夢デスヨネ？あと一回予選ヤリマセンカ？

2008ミニクラス、kotatu予選落ち。（あと一つ順位上げれば決勝Eメインが走れました・・・・）

長くラジコンを楽しんでいますが、クルマを壊してリタイアしたのは、多分これが始めてです。
まあ、これもレース、来年顔を洗って出直しですね。
こうして私の夏は練習２分、予選２分と１０秒で終わりました。

幸いポートアイランダーの仲間達は好調そうで、こうなったら応援モード全開です！